イベント延期のお知らせについて

NEWS投稿の方でもお知らせさせていただきましたが、5月4日 夢洲で予定していた『レッツゴー万博2025 カウントダウン4〜夢洲超花火〜』を延期することとなりました。
ご協賛いただいた方々、楽しみにしていただいた方々、ご協力いただいている方々、みなさん、申し訳ありません。次回開催日は、調整でき次第、改めてご案内させていただきます。

こちらでは、書面では伝えきれていない想いを含めて、白濱の言葉でお伝えさせていただきます。

■延期の理由
絶滅危惧種にも指定されている渡り鳥「コアジサシ」が
オーストラリアから 夢洲 に飛来して
5月のゴールデンウィーク時期に営巣する可能性があります。

企画段階から、このコアジサシの件は認識していました。
その上で、花火が小さな命に影響する可能性を考え、重要事項として「環境保護行動指針」の作成し、会場のコアジサシの飛来エリアの保護企画について
行政、専門家、関係各所と協議を進めていました。

実行委員会の会議でも、みんな毎日写真を見ているので「コアジサシ、、、かわいいなぁ」と、愛着もわくぐらい。
自然環境のことも考えながらも

一方で
人間も大変で、花火大会やイベントは中止になるので
花火、観光、エンタメ業界も大変な状況です。

コロナ禍で少しでも、人の生活の中に感動を与えられる
未来に希望を描けるイベントと実施したいと
5/4に、向けて動いてきていました。

コアジサシは、2020年から、夢洲に飛来しての繁殖が発見されていますが
今年2021年には飛んでくるのか?繁殖するのか?は
可能性の話になります。

もし、今年もコアジサシが日本に飛来して、繁殖し、卵を産んだとしたとすれば、、、
どんな対策をしても、花火をすると親鳥はびっくりしてしまいますよね。卵をおいて育児放棄状態で逃げてしまう可能性を指摘されると
なかなか、安心できる解決策がありませんでした。

多くの方々にご協力いただき、大きなお金も動いています。
イベントが近づくにつれて、ピリピリとした中で
全員が成功に向けて全力のタイミングでしたので
「延期」は、勇気がいる決断でした。

元々、大きなリスクも負って挑戦していたので
これから延期によって、追加予算が上乗せになります。

それでも
全ての人が喜ぶ、歴史に名を刻めるような、素晴らしいイベントにしたいという想いと
万博で掲げる「SDGs」にもつながる自然との共存の観点から、今回、延期をする決断に至りました。

大阪自然環境保全協会さん、鳥の専門家の先生にも確認をして、動植物にも配慮して実施できる日程はあげて、止まる事なく関係各社との協議を進めております。
次回の開催は万全の準備を行い、実行委員会一同、完全なる成功を誓っております。

開催日は調整でき次第、改めてご案内させていただきます。
延期にはなりますが、
日本史上最大の前代未聞の花火と
日本最大の数のドローンによる、大スペクタルショー
2025年大阪・関西万博に向けてのコンテンツ
日本史上最大の未来に希望を創れる、未来に希望を送れる興行
必ず実現しますので、引き続き、応援・協力よろしくお願いいたします。

白濱良太

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